スラックラインの起源は1960年代アメリカのヨセミテのチェーン歩きから。特にヨセミテのCamp4という場所で長期滞在していたクライマーが、休養日や暇つぶしとしてワイヤーや使い古したロープ、クライミングギアを使って綱渡りを楽しんでいたといわれます。1980年代にはクライマーがバランストレーニングやパフォーマンスとしてとして行い、スラックラインの認知度が徐々に高まりました。2000年代後半にヨーロッパで盛んになり、現在の幅広ラインとお手軽設置ラチェットでさらに火がつき日本へ。トリック競技はわずか幅5㎝のライン上でアクロバティックな技を展開し、その難易度や技の美しさを競い合います。近年は、ライン上での静止・歩行が体幹やバランス強化に役立つことがスポーツや医療の分野でも注目されており、その気軽さから老若男女が親しめるスポーツとして、日本ではもちろん世界80カ国、300万人以上が愛好し、その数は年々増加しています。
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